夏にかかるいろいろなこどもの病気の種類と症状


Sick Baby / danibabii08

次女が通う保育所から38度を超える熱が出たのでお迎えにきてください
との電話がありました。おおっと、とうとうウチもか!

15日の保育所の夏祭りに向けて、スタッフは準備で大忙しなのですが、
次々にこどもたちがいろんな病気にかかってお休みが続いています。

暑くなってきたので、こどもたちには体の調整が難しいんでしょうね。
最近増えているこども達の病気について書いてみようと思います。
ご参考になれば幸いです。

手足口病

夏風邪の一種で、手の平や足の裏、口の中などに小さな水泡ができる病気です。
痛いので、食欲がなかったり、歩くと痛がったりしますので、手足をよく
見ると手足口病かも、と分かるかと思います。

熱はあまり上がりませんし、出ない子もいるようです。
ふつうの風邪の一種なので、予防はなく、通常の風邪と同じような対処でいい
そうですのでそんなに心配はいらない病気のひとつです。

水疱瘡

発熱と共に、体の一部に赤い芯をもった水泡が出て、一気にその水泡が全身に
広まる病気です。じんましんのようにふっくらしておらず、中心に赤い芯が
あるのですぐわかります。

水泡が出ると、かゆく、つぶれると痛みます。感染力があるのは水泡が出る1日
前から、全ての水泡がかさぶたになるまでですので、一度かかれば1週間
程度は幼稚園・保育所はお休みになります。

感染してから約2週間で発疹が出ますので、兄弟がいる場合は、一人かかれば
ちょうど2週間後に次の子が感染するかなーと思っているとたいがい当たります。

うちは次女がまず感染→ちょうど2週間後に長女ときれいに感染し、ケアを
する母が倒れてしまいそうでした。
一度かかれば2回目はほとんどないので軽くすむ低年齢のうちにかかるとよいようです。

おたふく風邪

発熱と共に耳下腺がはれてくる病気です。ちょうどほっぺたがふくらんでくる
ので、我が家の子のようにふだんからほっぺが落ちそうなくらいふくらんでいる
こどもちゃんは、あれ?今日はちょっとほっぺ大きい?と気づかないこともあります。

耳下腺がはれると痛いので食べ物が食べにくくなります。
いつも大好きなヨーグルトや酢の物など酸っぱいものがダメになるので、さけて
あげてください。

あまり熱はあがらないのですが、次女はかなり高熱で40度くらい出ていました。
個人差があるようです。

これもかなり感染力が強いので、はれが治まるまではおうちでゆっくりして
いないといけないそうです。

プール熱

プール熱は、別名 咽頭結膜熱と言い、夏風邪の一種です。感染力が非常に強く
ちょうどプールの始まる時期に多いことからこの名がつけられています。

特徴はのどが赤く腫れ、目に結膜炎が起こって高熱が数日続きます。

隔離する必要はないですが、この時期はプールに入るのはやめておくほうが
いいようです。夏風邪なので、特定の特効薬はありません。

大人にも感染することも

こどもの病気と思いがちですが、大人もいただいてしまうことが本当によく
あります。
特に、おたふく風邪水疱瘡など、一度かかれば免疫が出来るといわれて
いる病気に、大人がもう一度かかるケースが周りで激増しています。

かかったお医者さんによると、免疫の期間が短くなってきた、とのこと。

もうかかったし・・というのは何十年前のこと?なので、免疫はないとほぼ
同じようです。ただし、かかっても軽くてすみます。

こどもちゃんの世話で大変だと思いますが、お母さんもお父さんもおばあちゃんも
自分のからだも大事にしてくださいね。

我が子はただの夏風邪であったようで、すっかり回復して元気になりました。
元気でいてくれるのが一番です☆