寒いけどもうすぐ立春☆冬の生け花は桜と菜の花とフリージアですっかり春です
子どもたちが熱を出したりでなかなかまともにお花のお稽古に行けませんが、がんばって月1回でも行くようにしています。予定を入れてしまうことは大事ですね。今年初めてのお花はなんだかもうすっかり春気分満載の桜と菜の花とフリージアでした。そういえばもう1月もおしまいですね☆
桜を活けるコツ
桜は木なので、活ける時は、一番太い幹を真ん中にして、細い枝をその太いメインの枝から伸ばすように沿わせて活けると桜の自然の姿が表現されるのでうまく活けられるそうです。木の枝も、お日様に当たった部分が表になり、どこが正面かぐるぐる回して確認すると、大体わかります。
ここが正面かなあと思う一番キレイに見える部分を見つけたら、花器に入れてみます。お花の方で不思議なことにちょうどよい位置で止まることが多いです。うまく止まらないで倒れてしまうときは、その向きが合っていないことがよくあります。一度でうまく入らない時は、それにこだわらず一番そのお花が気に入る場所を探してあげるとすんなり活けることができます。
桜の次は菜の花
菜の花は、菜っ葉になるお花をみんな菜の花というそうです。だからアブラナでも白菜でもそのお花は菜の花。今のいけばな用の菜の花は、白菜と掛け合わせているそうで、そういえば葉っぱがしわしわしていて白菜とよく似ていますよね〜。
こんなうんちくを色々教えてもらうので、知っているお花でも奥が深いなあとお稽古の楽しみのひとつです。この生け花用の菜の花は、「花菜(はなな)」と呼ぶそうです。
さて、桜に合わせて菜の花を活けます。菜の花も何本かあるうちで、どれが一番きれいかなあと1本ずつ探しながら、一番いいと思うものを活けていきます。花器の大きさにもよりますが、ボリュームは活けてみて確認しながら2〜3本活けます。
そのサイドに蝶ちょが飛ぶようなイメージでピンクのフリージアを散らして仕上げです。個人的にこのフリージアは大好きなんですが、(香りがとっても好き♪)活けるのは難しいんです。なぜなら、フリージアは表と裏がはっきりしているんですが、お花の表側を見せようと花器に差すと、くるんっと回ってすぐ裏返しになってしまうのです。
洋花なので、まっすぐ差すとうまく活けられますが、桜と一緒に和のものと合わせるとなかなか難しかったです。
ともあれ、これでようやく正月花から脱出♪おうちにお花があるのはいいですね!
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