野瀬大樹さんの「貯金革命」を読んで、一気に家計管理が楽しくなりました


どんぶり勘定でなかなかお金が貯まらなく、いっつもぴーぴー言ってる我が家ですが(お恥ずかしい^^;)、たまたま目に留まったこの「貯金革命」という本。これがまーどんぴしゃで私のツボにはまりまして、この家計管理ならできそうだし、やりたくなってきたし、何よりお金がたまりそう。

しかも貯めるだけじゃないのがこの本の真骨頂。本当は自分は何をしたいのか?ということを明確にして、そのためにお金は使うようにする、というのです。当たり前ですが、ただなんとなーく使っているお金に意味を持たせることで、無駄使いをなくすというこのやり方は、面倒くさがりのワタクシにはぴったりでした。

貯金革命って何をするの?

要は、普通の家計簿を付けても続かない理由があるということです。つけるだけが目的になっていてはダメ。もっとシンプルに、家計管理をする時間は一月たったの30分!というのだから、これだけでも魅力的です。

自分の収入と支出をしっかり把握して、予算表を作ること、そして我が家の資産と負の資産も明確にして、その差額を出す残高表を作ることがメインです。ここを最初にしっかり作っておくと、あとは見直すだけなので、30分で家計管理というすごい技ができてくるようです。

私がやったこと

まず、この本の通りに我が家の収入と支出を洗いざらい調べてみました。もーびっくりするくらい、使いすぎてます(反省)。。そして、一生懸命ねぎや卵の値段を記入していた家計簿がなんて無駄な時間だったか!ということを実感しました。

野瀬さんいわく、そんなことをいちいち書く必要はないです。1000円単位で切り捨てていきましょう。とのことです。毎月末に我が家の残高をチェックして、それが前月より増えていたら、それでよし、という感覚で十分なんだそうです。そして、それを実感できるのが、なんといっても目に見えて分かるグラフ化。

なんと野瀬さんはそのエクセルのシートまでダウンロードして使えるようにしてくれています。このおかげで色々我が家用に編集しなおして、楽に作ることができました。

あとはこの予定通りに実行していけば、増えるようになっているので、早く来月にならないかなー、なんてワクワクしている自分がいます。これまでは、どうやってこのカードの支払いや現金での支払いなどごちゃごちゃするものを整理していけばいいのか分からなかったのですが、おかげさまですっかりクリアーになりました。

野瀬さんのご紹介

野瀬さんはご夫婦で公認会計士をされています。まだ30代の若い夫婦なのに、不動産投資の知識もあり、セミナーもよく開催されています。先日は、朝日新聞の生活面にお金の使い方の記事で掲載されていました。

とっても読みやすい文体なので、さくっと読めるところもよかったです。この本の中にも不動産投資のことが少し触れられています。私もお仕事で「住」のことはよく知っていますが、とても勉強になりました。家計管理に困っている方にぜひぜひおすすめしたい1冊です。

家計簿が続かない人の貯金革命
by カエレバ