コミックで大人気の「うさぎドロップ」8/20よりロードショー


宇仁田ゆみさん原作の「うさぎドロップ」が映画化され、松山ケンイチさん、香里奈さん、
芦田愛菜ちゃんらによる配役で8・20よりロードショーされました。

うさぎドロップ」あらすじ

27歳彼女なし・独身のごくふつうのサラリーマンのダイキチ(松山ケンイチ)。
祖父の葬儀で会った6歳の少女りん(芦田愛菜)は、なんとその祖父の隠し子でした。

彼女の引取りをめぐって親族間で争い始めたとき、思わず自分が引き取って育てると
言ってしまうダイキチ。

こうしてひょんなことから家族として暮らすことになった2人が、周りの人の愛情に
支えられ、見守られ、だんだん本当の家族のような愛情と絆を深めていく物語です。

松山ケンイチさんが、今度はイクメンに挑戦

最近よく耳にする「イクメン」のコトバ。
数年前は聞いたこともなかった言葉が今流行しています。
「育児をする男子」略して「イクメン」。

流行だからといっても、子どもを育てるというのはなかなか正論ではいかないもの。
ましてや自分の子どもでない子を育てるなんて、そりゃーー想像以上に厳しい現実な
はず。

最近里子を虐待した里親の事件がありましたが、実子以上に血のつながりのない子ども
を育てるというのは双方共に並大抵の努力では難しいほど大変なことのようです。

自分のことを愛してくれているか、子どもはいろんな態度や言葉で試してきます。
うちも最近は真ん中の子がお試し真っ最中です。

自分はお姉ちゃんの妹であり、弟のお姉ちゃんでもある。でもまだほんの2歳。いろいろできるけど
できないのー!という2歳なりの複雑な感情が
「すんなり寝ない。ぐずる。わがままをいう。」に現れています。

まともに相手をすると大変なので、ちょっと引いて、ああがんばってるんだなと思うと
親もちょっと冷静になれるので、今の彼女の気持ちを引き出してあげるように話を聞く
ようにしています。がんばれ次女!

監督は海外評価の高いSABU監督

和歌山県出身のSABU監督は、1996年『弾丸ライナー』で映画監督デビュー。
以降、『ポストマンブルース』(1997年)、『アンラッキー・モンキー』(1998年)と話題作を監督し、
2000年の『MONDAY』では第50回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞されています。

本人曰く、今までは男くさい独特の作風で、どちらかというと、色が入っていない赤さび
みたいだったけれど、この「うさぎドロップ」では子どもが加わることでどんどんキレイな色が
増えていく面白さを表現したそうです。

確かに、夫婦2人だけの暮らしから、子どもが増えるとなんだかカラフルになっていきますよね。

自身も息子を育てているイクメン真っ最中の監督なので、その演出にはわざとらしさが出ないの
も見ていて共感を覚える方が多いだろうなあと思います。

主題歌はPUFFY!

歌はPUFFRの「SWEET DROPS」。
原作者の宇仁田ゆみさんとPUFFYがお互いに大ファンであるそうで、このタイアップが実現したん
だそうです。とてもストーリーに合っている優しい歌ですね。

SWEET DROPS(初回生産限定盤)(DVD付)

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